脳・意識と認知
脳波から見た安らぎの機敏さ
安らぎの機敏さと訳している英語はRestful Arartnessの訳です。 完全に安らいでいながら、鈍さがなく鋭敏に目覚めている状態を表現している英語として使われています。 例えていえば、100㍍走の選手が、ピストルの合図とともにスタートを切る直前の、まだ動いてはいないが力が漲り飛び出す準備が完全にできているような状態です。 脳波の観点からみると、どのような波形となるでしょうか。
意識を明敏に目覚めさせる「超越瞑想」
Newberg, A., Travis, F., Wintering, N., Nidich, S., Alavi, A. & Schneider, R. Neural Imaging conference, M …
超越瞑想とマインドフルネスの性質と効果度の比較
NHKのシリーズ『人体』では、「脳」から始まりました。 その後、各器官の働きを紹介し、実は各臓器間で緊密な会話(情報交換)がされていることがわかってきました。 それでは脳はそれほど重要な器官ではないのかと思 …
TM中の意識の最小励起状態は、マインドフルネスでいう基底状態とは異なる
『α波がリラックスに最適』を覆す瞑想(マインドフルネス)の脳科学 の記事への反論 脳の疲れの原因は“デフォルト・モード・ネットワーク”の記事でいうところの「基底状態」とTMでいうところの「意識の基底状態」とは異なりますの …
TMは意識の最小励起状態(サマーディ)を体験しやすい
下図はTM実習中の脳波図です。脳の異なる32地点からの脳波を計測しています。 縦の細い線は1秒間隔を示します。 脳内の1000億のニューロンが規則正しく同期して1秒間に10回上下(α1)していることが確認できます。 これ …