ア図はチェッカーシャドウ錯視と言われる図です。

A部とB部ではどちらが明かるく見えるでししょうか。

たぶん百人が百人ともB部のほうが明るく見えると言うでしょう。

実は同じ濃さの灰色だと聞いても、にわかには信じられないと思います。

そんなアホなと思われる方は、左下のイ図で確認してみてください。

上から下まで同じ色の濃さの灰色で貫通して、遠目でみないで、目の前でしっかり確認すると、同じ色だと初めて納得できます。

人は頭の中で、円柱により陰になっている部分は色が薄く見えるように調整してしまうのです。

人の感覚とはあてにならないものです。

 

例年、インフルエンザに感染し病院に通う人は一千万人、病院に行かないで治す人が推定一千万人いて、合計で二千万人が発症すると言われています。

人口の6人に一人ぐらいの割合でインフルエンザウィルスに感染発症することになります。

インフルエンザが直接の死因となった方が2018年で3325人。

季節性インフルエンザをきっかけに自分が罹患している慢性疾患が悪化して死亡された方を合わせると毎年約1万人程度死亡すると厚生労働省の人口動態統計に発表されています。 

 

日本の新型コロナウィルスによる死亡率は、現在のところ、全年齢で平均化すると0.1%~4%程度と言われており、季節性のインフルエンザの致死率0.01%と比べると十倍以上高いとわかります。

 

私は研究者ではないので、このような記事をこのページに書くことは適切ではないようにも思うのですが、起こっていることを数値で正しく把握し、自分で自分の身を守るために、正しく予防しながら新型コロナウィルスにかからないよう過ごさなければならないと思っています。

テレビや新聞による報道だけを頼りにしている人は、必要以上に恐怖をあおられてしまっているように感じます。

上の図の赤い部分は扁桃体と呼ばれる細胞群で、突発的な危険を避けるためににはとても大切な器官として機能するのですが、継続的に恐怖の刺激を受け続けると、扁桃体自体が委縮して機能変異を起こし慢性的に恐怖感が消えなくなってしまうと言われています。

ヴェーダの知識に、暗闇では紐をヘビと見誤ってしまうという喩えがあります。

TMでは、扁桃体を含む、大脳辺縁系と呼ばれる感情をつかさどる部分がとても落ち着き、司令塔である前頭部へは血流が2割ほど増えます。

そして前頭部と脳の各部分との連絡が非常に協調的になることがわかっています。

つまり紐を紐として正しく認識し、誤情報に惑わされにくくなることが確認されています。 悠央