同僚のTM教師の田代夫妻が大正時代の童話作家、金子みすゞさんの詩を引用して、

YOUTUBE動画に『個人は宇宙的である』というヴェーダの真理を美しい絵と共に紹介してくれています。

     蜂はお花のなかに

    お花は庭のなかに

    お庭は土塀のなかに

    土塀は町のなかに

    町は日本のなかに

    日本は世界のなかに

    世界は神さまのなかに

    そうして、そうして、神さまは

    小ちゃな蜂のなかに

              金子みすゞ

 

ぜひYOUTUBE動画をご覧になってみてください。宇宙の真理について少し理解が進むにちがいありません。

アノーラニーヤーン マハトー・マヒーヤーン

このサンスクリット語の格言は、

  最も小さいものよりも小さいものは、

   最も大きいものよりも大きい

 という意味になります。

上図は、人類に知られた最も古来より伝わるシンボルの一つで、ウロボロスの蛇と呼ばれ、『完全なるもの』を表していると言われています。

ヘビが自分のしっぽを咥えており、この始まりも終わりもない真理を最近の理論物理学は、超弦理論や大統一理論で解明しようとしています。

ヴェードー・ハム

この絵は、赤ちゃん時代のクリシュナを描いています。

自分の足の指を咥えているのは宇宙の果てが自分の中にあることを示しているのだそうです。

阿吽の呼吸で知られる阿吽ですが、ウン、これも宇宙の始まりと終わりを表していると言われますね。

リク・ヴェーダも冒頭句はアクニミレーという句から始まります。

冒頭のA(ア)k(ク)だけで宇宙の始まりと終わりを表していて、それを解説するために次の句が続きます。

そして最終章の最後の句はヴェードー・ハンー、私は宇宙の果てに自分自身の姿を見る、で終わるのだそうです。