ハリシ・マヘーシュ・ヨーギー(TM運動創始者)によるヴェーディック・サイエンス入門編

                             明かされたヴェーダの神髄 1991年 月刊誌UTOPIAより

ヴェーダ文献、純粋知識に関する文献のさまざまな側面を評価分析すると、生命に関する素晴らしい完全な科学が得らえるということが分かります。

現在ヴェーダの知識が得られたという状況を、次のような状況になぞらえることができます。

1979年までに得られた科学の発見と、それに関連する文献がすべて突然失われたという状況を考えてみてください。

今後の世代は、電気も電車も飛行機もなく、科学技術なしにやっていかなくてはなりません。

もし、そのような科学的文献が突如再発見されたなら、そして人々がそれを読み始めたなら、文献は非常に古いものに見えるかもしれませんが、自然法則とその適用法に関する記述があるとわかるでしょう。

 

ヴェーダ文献を得た現在の状況は、このようなものです。

ヴェーダ文献の真の意味は、何世代もの間、何世紀もの間、失われていました。

いま、超越の体験のおかげで、知られていなかったものが再発見されました。

この未知のものの発見に照らしてヴェーダ文献を読むと、私たちはすぐに、非常に深遠な形で体系的に既知のものを未知のものに関連付けることができます。

そして、私たちは、今、ここに生命の「ユリーカ」があると言えるのです。

さまざまな科学が目指してきた自然の諸法則の探究は、ここに成就の段階に至ったように思われます。

ここに、全体なる自然法に関する記録があり、世界中のたくさんの人々が体験を通して、すべての自然法則の家に関するヴェーダの記録を確認し始めています。

 

すべての自然法則の家に気づき、それを日常生活に組み込み、自然法に調和して行動します。

老化の過程の逆転を示す測定結果があります。

それは、長寿の可能性、不老不死さへ人間にとっては可能であると示唆しています。

これらの測定結果は、ただ、全体なる自然法に関する知識を実証しているだけです。

この知識が失われていたために、不調和、困難、争い、病気、苦しみがはびこっていたのです。

いま、科学は最終的な成就の時を迎えたのです。

科学の学問はすべて独自の専門用語を保持し、探究のための独自の方法論に従うべきです。

なぜなら、それを通じて真理が発見されるからです。

しかし、世界中の人々が生命の全潜在力を楽しめるようにするためにヴェーダ科学が提供するものは、人間にとっての生得の権利、自然法の全潜在力に対する気づきを持つことができるようにするための完全な記録です。

 

これを実現することは非常に簡単です。

これまで私たちが学んできた科学的探究方法と同じやり方で、純粋知識に関する文献全体を見渡すときには特にそうです。

その適用面は人間の生活を高め、数多くの人に知られるようになれば、理想社会、理想の世界が生まれ、苦しみはなくなるでしょう。

すべての人がヴェーダ文献全体を調べる必要はないかもしれません。

ただ、バガヴァッド・ギーターの700の詩句を個人の体験に照らし合わせて調べるだけで十分でしょう。

それによって、全体なる自然法に対する気づきまで高まり、自然法と完全に調和した人生が生きられるようになります。

体験的には、それはとても自然で、努力が要らず、完全なものです。

そして、ヴェーダ文学全体がその体験を確証します。

 

私たちは、これからも、超越瞑想とTMシディ・プログラムに関する広範な科学的研究、とりわけ、老化の過程に関する調査を続けます。

そしてまた、さまざまな学問を通じて老化の過程を研究します。

さまざまな学問分野の発展は、老化に関する理解と、不老不死への扉を開け広げることでしょう。

しかしながら、ヴェーダ科学の側からいえば、私たちはもう、不老不死の追及におけるユリーカを見つけたと言えるのです。

Jai Guru Dev

 

終わり

最後まで読んでいただいてありがとうございました<(_ _)>

※ヴェーダ科学入門の連載の11回目となりました。11は強い数といわれています。