妻と大河ドラマ『麒麟がくる』で竹千代役を演じている子役の岩田琉聖くんを見ていて、
「竹千代はもっとカパっぽいはずだよね」と話していたら、
番組の最後に岡崎公園にある竹千代像が映し出され、合点がいきました。
この像が、竹千代を正しく表現できているのは限らないのですが、地元で昔からの言い伝えというのは正しいことが多く、たぶん忠実に再現しようとしたのではないかと思っております。
やはり、ふっくらとしたたたずまいで、明らかにカパっぽい質を漂わせています。
アーユルヴェーダでは、人間の体質を10通りに分類するのですが、基本の三種類をイメージ化しやすいように、
私は、秀吉、信長、家康で説明してから、体質の組み合わせを説明するようにしております。
鳴かずんば鳴かしてみようホトトギス→秀吉=ヴァータ
鳴かずんば殺してしまえホトトギス→信長=ピッタ
鳴かずんば鳴くまで待とうホトトギス→家康=カパ
人生50年という時代に、天下取りを待ちに待ち、耐えに耐えて、質素な食事と健康に気をつけ、73歳まで生きとおしたのは、いかにもカパらしい家康の人生であったと思います。天下太平の世を長く保とうとしたのも、平和を愛するカパの体質がベースにあったからではないでしょうか。
※マハリシ・アーユルヴェーダでは、健康のためにバランスをとるという観点から、不安になりやすいヴァータは緑で、興奮しやすいピッタは静めるように青で、停滞しやすいカパは、活性化するために赤で表記します。
※ドイツ、バドエムズにあるマハリシ・アーユルヴェーダ・センターは、体質に合わせ、壁紙の色、家具の形、絵画に至るまでバランスをとるために注意深く調整されています。ぜひ一度訪ねてみてください。