
「チャラカ・サンヒター:スートラスターナ 6.22-25」
インドに伝わるアーユル・ヴェーダのチャラカ・サンヒターには以下のように記されています。
春の間は、蓄積されたカパが、太陽の熱によって溶かされ、
そのために消化力が乱れ、多くの病気につながる。
それ故に、除去(ショーダナ)療法を行い、
重い食物、油っぽい食物、
酸味の食物、甘味の食物、
そして、昼寝を避けるべきである。
春の到来とともに、運動、オイルマッサージ(※下図参照)
うがい、点眼液の使用、
温かいお湯での入浴などを規則的に実行すべきである。
身体にサンダル ウッドと沈香をぬるべきである。
食事は大麦と小麦をとるべきである。
※アーユル・ヴェーダになじみのない方にとっては、重い食物、軽い食物という概念が分かりずらいと思います。
一般に、胃の中に長くとどまり、消化に時間のかかる食物を重い食物といいます。
チーズや脂分を多く含む食品や肉類は重い食品だということは分かると思います。
※ピッタが強く、消化力の高い人は、体験的に分かりずらいかもしれませんが(-_-;)
穀類の場合、大麦は軽く、次に小麦、そして米(コメ)は重い食品になりますが、
同じお米でも、古米のほうが軽く、新米は重い食物となります。
そして、分かりずらいのですが、同じ小麦製品でも、小麦粉から作るスパゲッティのほうが、お米より重い食品となります(;_;)/~~~
胃の中に長く留まる食物のほうが重い食物と理解すると良いかもしれません。
この原則ですと、体調によっても重い、軽いが変わるので、個人の主観で判断しやすいかもしれません。
病気の時は玄米から炊く「おもゆ」が一番とされ、お粥より軽く、健康回復に良いとされます。
※サンダルウッド石鹸

この石鹸は、サンダルウッドの香りがバスルームいっぱいに広がり、
とても豊かで落ち着いた気分になりますので、イチオシです。
生活の中のオイルマッサージ(当社団発行UTOPI誌、実践アーユル・ヴェーダより)


- 投稿タグ
- マハリシ・アーユルヴェーダ