創造的知性の科学(SCI・Science of Creative Intelligence)は大変系統だった知識で、
マハリシ経営大学(MUM)の全ての授業もSCIの原則に合わせて,
週と月の合議内容が組み立てられています。
ヴェーダ的学習法は、
最初(週初め、月初、年度始め)に全体性を見て、
次に順次部分を分析していき、
週末、月末、年度末に部分を統合します。
MUMでの「脳、意識と認識」の最初の授業では、
意識の生理との関係を見るためのテキストとして、
つまり、意識と生理との関係を再考察するために、
ハーバード大学医学部教授 エベン・アレグザダー博士(脳神経外科医)の
臨死体験の内容が配布されました。
下記にyoutubeビデオを貼り付けましたので、参照なさってください。
2012年10月、博士の体験は、Newsweekに発表され、全米で話題になりました。
博士は、Newsweekに載る4年前の2008年11月に大腸菌感染のため大脳皮質が腫れあがり
昏睡状態がつづいて、まさに脳死の寸前に記憶が戻り、奇跡的に障害なしで回復された方です。
昏睡状態が続いていた時に、博士は臨死体験をし、
病室に来てくれた家族や医師の会話まで時系列でしっかり記憶していて、
回復後に、専門である脳神経外科医の立場から、
自分のMRIデータ他
さまざまな自らの医学的記録を参照しつつ、
現代科学の立場から一つ一つ、起こった事実と体験を検証していきました。
そして、ついには、
死後の世界をまったく信じなかった状態から、
死後の世界の存在を信じるまでに至った稀有な存在の医師です。
なぜ、物質的な脳が、感じたり、考えたり、行動の指令を出したりできるのか
じっくり考えてみる必要がありそうです。