「進化の五原則」

生物は変化を通して進化します。ですが、一般的に、私たちは安定性、変化しないでいる方が楽ですし、安心感を覚えるものです。

しかし、安定性だけでは進化が起こりにくいので、時には、自然が否応なく変化、言い換えれば、新しい環境をもたらそうとします。

つまり進化のためには、

安定性 と 順応性(柔軟性)の両者が③統合されることが必要なのです。

すると、そこには必然的に④浄化の過程が起こります。これを避けることはできません。

その結果としての⑤成長が約束されます。政治、経済、自然のすべてをこの観点からみていくと興味深いものがあります。

自然界における節約、最小活動の原理

もう一つ、自然が働く場合、最小活動の道を採るという原理があります。

最少活動:自然法則の行路

「自然界のすべての物理的プロセスにおいて、その行路は最少活動の原理によって決定されます。

自然が自発的にとる行路は、”活動”として知られる量を最小にする道です。

この量は、その個別の状況を支配している自然法則によって決定されます。

図では、1番の道がAB間において自動的に選択されます。

2番から7番の種の道は、はっきりと禁じられているわけではありませんが、それらはお互いに量子波の干渉作用によって消されてしまいます。

この最少活動の原理は、自然法則に則した活動の普遍的な公式です。」

生態系などが自動的に選択する活動の行路は、周囲に最小のエントロピー、または最小の不秩序を生み出すような道であり、一般的にシステムの秩序を維持するのに最も効率的な道でもあるのです。

自然法則に最も則した活動に従う能力は最適な道を自動的に計算することができるように、意識の中に自然法則を所有している人間自身にあるのです。

超越瞑想とTMシディ・プログラムを実習することによって、これらの能力を自然に得ることができます。