憲法の十五番目の表現

憲法の十五番目の表現は、すべての宗教の経典やすべての国家の憲法から成り立っています。

宗教の経典や国家の憲法は、どちらも、永遠の真理や生命の法則を時間と空間の中の特定の領域の中に表して、それらを日常生活の中で実際に活用しようとするものです。

さまざまな経典や憲法があるのは、時代や機構や地理的な条件の違いによって生まれる、人間の生活の多様性のためです。

 

宗教の価値は、個人を宇宙の知性と統合することにあります。

宗教は人間を創造主である「神」と統合します。

同様に、各国の憲法も、その国家の範囲内において個人の利益を社会全体の利益と統合しようとするものです。

苦しみや問題が時代をと通して続いてきたのは、人間と社会との関係や、人間と神との関係が完全なものではなかったことを示しています。

この関係を完全にする方法は、人の意識の中に得られる無限の相関関係を活性化することです。

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー