ウクライナの国防大臣は最近、兵士たちが心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対処できるように、軍隊にTM(超越瞑想)を導入する契約書にサインした。
TMを学んだ30人の兵士を対照グループと比較した予備研究は良好な結果を示したため、現在、TMをウクライナ軍全体に広げていくことを検討している。
そうした瞑想する兵士たちを紹介したビデオが、デヴィッド・リンチ財団によって制作され、公開された。
彼らは、PTSDに対処するだけでなく、彼ら自身の内側にある静かな平和の領域を国全体に拡大したいと望んでいる。
■ビデオの日本語訳
「戦いには三つのレベルがあると私は理解しています。
一つ目は、兵士達が激しく戦い合うレベルです。
彼らは互いに攻撃し、互いの顔を殴り合い、誰かが死にます。
「二番目のレベルは、兵士達が出会うとき、彼らは互いの目を見て、一方が言います。
「あなたは私よりも強くて力があるから、戦わない」と。
「戦いの三番目のレベルとは、戦いが決して起こらないレベルです。
あなたと戦いたいという人が決して現れません。
「いま、私はこの三番目のレベルで働いています。
私たちを打ちのめしたいという敵が決して現れないように、そして、戦うことなく戦争に勝つためにです。」
「さあ行こう。瞑想の時間だ。」「瞑想しに行こう。」
「地球的な視野から、私たちが目指していることは、人々に瞑想するように呼びかけて、世界平和を生み出すことです。
それがウクライナで始まっています。
「ウクライナで始まった理由は、世界に見本を示すためです。
ここでは紛争が起こっていますから、人々が瞑想して、その紛争が終わるのを示そうとしています。
ですから、私たちと一緒に瞑想して、何かを生み出しましょう。」
DLF制作「ウクライナの平和を生み出す軍隊」のビデオ(2分)をご覧ください。