ハーバード大学医学部教授 エベン・アレグザンダー博士(脳神経外科医)の
臨死体験の報告はとても興味深い例です。
 
世間では、死後の世界を信じる人のほうが少ないかもしれません。
 
マハリシは、生きている間に、超越意識を体験したことなく死を迎えると、
そのときはじめて肉体と意識が分かれてしまう体験をしたようになり
大変焦ることになるでしょう、
 
と、ある講義で述べたことがあります。
 
普通、ひとは、眠り、夢、目覚めという常に変化する相対的な意識だけを
体験しているので、
 
生きている間に、精神と肉体が別物であることを体験する機会が
極めて稀にしかおこりません。
 
しかし、超越瞑想を規則的に実習している方は、
意識(超越意識)だけがあり、
体や環境には一切注意が向いていない自己参照の意識を
頻繁に体験します。
 
マハリシの説明では、無色透明の太陽光がコップの水に反射するとき、
 
脂ぎっていギトギトした表面だったり、濃いどんよりとした緑色の水だったり、
澄んだ緑色だったりと、反射体により異なって表現されると述べています。
 
太陽とコップの喩え.PNG
 
このあたりの考察を続けると、論争になってしまいそうなので止めますが、
 
いずれにしても、私たちは物理的な脳を通して、感じたり、考えたり、感じたりします。
 
ですので、物理的な「脳」からブログに書き始めても、問題ないように思います。