上段のチャートは、研究結果を3つの年齢区分に分けて表したものです。

上段左側のグラフは、入院率、上段右側は、通院率です。黄色が瞑想者、青は対照群です。

どの年代区分でも、瞑想者で病院利用率が少ないことが分かります。

注目すべきは、それぞれのグラフの右端、「40歳以上」のグループです。

対照群との差が、一段と大きくなっています。

通常、高齢になるにつれて医療費がかかるので、入院と通院の減少は、医療費の大幅減少を意味しています。

入院も通院も7割減となっています。

これは米国での研究ですが、日本でも同様のことが期待されます。

国民皆保険の日本にとっては、個人の医療費負担に加え、社会的な医療費負担も減ることを意味しています。

社会的に大変重要なTM効果として期待されるところです。


下段の図は、すべての病気の分野で、超越瞑想実習者の入院数の減少を示しています。

このチャートは、米国の有力保険会社のデータベースを使い、瞑想者2000人と残り60万人を対照群として、5年間の平均入院率を病気の各分野ごとに示したものです。

黄色が瞑想者、青はそれ以外の対照群です。

上下2段になっていて、上段の縦軸は20に、下段では5になっています。

対象群に比べ、瞑想者では入院率が半分になっています。

コロナウイルスにも関連する項目を見ると、

・上段の「鼻・喉・肺」の分野では瞑想者は、対照群の27%、つまり7割少なくなっています。

・下段の「伝染病」のカテゴリーでも70%、つまり3割少なくなっています。

※今回の新型コロナ感染症は、この研究には含まれていません。また、TMでコロナウイルスに感染しないということは言えません。