憲法の十一番目の表現
憲法の十一番目の表現は、リグ・ヴェーダを構成する十のマンダラ(章)の最初のマンダラです。
最初のマンダラは、創造界のさまざまな主観的価値と客観的価値を分析し、それらがすべて意識の現れであることを見出しています。
このことから、意識は創造界の源であり、したがって、すべての可能性の場であることが明らかになります。
(上図は第一リチャーから第二、第三、第四リチャーまでを示しています)
意識の全潜在力から機能する人は、心、体、環境と無限の相関関係をもって自然に行動しますから、そのような人の心のインパルスは、環境からの完全な支持を得ることができます。
このようにして、どんなことでも達成することが可能となります。
時間や空間は、願望を成就する妨げではなくなります。
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー
参照: https://maharishi-kyoto.jp/4526/
©無断転載を禁ず 一般社団法人マハリシ総合教育研究所
無限性(「ア:A」)と点(「ク:K」)という正反対の価値の間には、このバランスが存在していなくてはならない。そうでなければ、両者は互いに打ち消しあってしまう。このような「ヴェーダ」に内在する原動力は順を追って進展してゆき、純粋知識の一すじの流れ、すなわち、リク・ヴェーダの最初のリチャーまたは讃歌を生み出す。これは絶対的な秩序という特徴をもっており、そのためにそれはリク・ヴェーダの全体構造が生じてくる際の、正確な指標の役割をはたしている。
「最初のリチャ(最初の詩節)」の24の「サンデイ」(非具象のギャップ)から、後続の8つのリチャー(第2リチャから第9リチャ)の24の「バーダ」(句)がそれぞれに対応する形で出現する。これがリク・ヴェーダの自らを詳細に展開する第1のレベルであり、最初のリチャの24のギャップにおける変換の仕組みに関する正確な注釈となっている。自らを詳細に展開する第2のレベルは、第2リチャーから第9リチャの192の「アクシャラ」(音節)の間の192の「サンデイ」(ギャップ)から生じてくる。
そして、「リク・ヴェーダ」の「第1マンダラ」にある192のスークタ(讃歌)が、それぞれに対応する形で生じてくる。これは円形に循環する永遠の構造になっており、「第2リチャ」から「第9リチャ」の192のギャップに内在する変換の仕組みについての注釈となっている。
自らを詳細に展開する第3のレベルでは、第1マンダラの192のスークタ(讃歌)の間にある192の「サンデイ」(ギャップ)から、「第10マンダラ」の192の「スークタ」がそれぞれに対応する形で生じてくる。これもまた、円形に循環する永遠の構造であり、第1マンダラのギャップを正確に埋めており、第1マンダラのスークタの間の変換の仕組みについての注釈となっている。
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー
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