緑:ノルウェー 青:ニュージーランド

Reference. Hatchard, G., & Cavanaugh, K. L. (2017). The Effect of Coherent Collective Consciousness on National Quality of Life and Economic Performance Indicators—An Analysis of the IMD Index of National Competitive Advantage. Journal of Health and Environmental Research. Special Issue: Maharishi Vedic Science: Creating a Sustainable Future, 3(3-1), 16-31. doi:10.11648/j.jher.s.2017030301.12

最近の研究で、ニュージーランドとノルウェーでのマハリシ効果の影響が調査された(Hatchard & Cavanaugh, 2017a, 2017b)。

1993年末に、ニュージーランドでは、TMテクニックの指導を受けた人が35,593人となり、人口3,525,000人の1%を超えた。

同様に、1992年のノルウェーの人口は 4,287,000人であり、 1988年1月までにTMの指導を受けた人数は37,000人から38,000人であった。

人数に幅があるのは、記録に誤りがあったためである。

続いて、1993年末までには新たに 2,925人がTMプログラムに参加した。

また、上級のTMシディプログラムの実践者が400人以上おり、その一部はグループで実習を行い、マハリシ効果の閾値を超えるに十分な追加の同調を生み出した。

結果は、ニュージーランドもノルウェーも、マハリシ効果を生み出すに必要な予測された同調グループの閾値を超えたときに、他の44の先進諸国と比べて国家競争優位指標の点数が顕著に増加した。

これは洗練された諸国横断パネル回帰分析により示され、厳密な統計的有効性テストを満足させた (時系列相関誤差、分散不均一性、残余の同時相関に対して頑健)。

Figure 2におけるニュージーランドとノルウェーの指標スコアは、マハリシ効果が発生した1993年から1994年の間に両国に起きた変化を示している (p < 3 x 10-15、つまり、この変化が偶然に発生した確率は100兆分の3)。

OECDからのデータの補助的分析では、観察された変化は、非常に広範囲にわたっており (p < 6.5 x 10-8)、持続的で、バランスがとれた性質のもので、5年の高度成長と、低い失業、低いインフレーションがあった。

全体として見ると、この結果は、人々の生活の質の向上と改革の方法に基づくバランスのとれ持続的な成長のための処方を示唆している。

生活の質の改善と経済活動の向上に関連したこれらのデータは、ニュージーランドとノルウェーのみならず、カンボジア、モザンビーク、米国でも示されている (Hatchard & Cavanaugh, 2009)。