772人の被験者を含む18の論文に対するドイツのケムニッツ市にあるケムニッツ技術大学で行われた772人の被験者に対する18の研究の独立したメタ分析では、TMがマインドフルネスや他の瞑想テクニックに比べて、否定的感情、特性不安、神経症的傾向の減少と、自己実現の増大において有意に大きな効果を持つことが示された。マインドフルネス瞑想は、マインドフルネス・テクニックを用いない他の瞑想法に比べて優れてはいなかった。

自己実現はこのメタ分析では、自己実現、芸術的才能、内側志向、時間能力(POI)、POIサブスケール、精神性/精神的経験、信心深さ、道徳判断のテストで測定された。

尺度は d、つまり標準化平均差であり、それは標準偏差ユニットの介入群と対照群の差である。 慣例により、d ≥ .80 は、大きな効果と考えられ、d = .5 は中程度、d = .2 は小さな効果と考えられている。すべてのTM効果は大きかった。 他のテクニックの効果は中程度から小さな効果の範囲であった。

注:この図を作るデータは、次の資料によった。 Sedlmeier, P., J. Eberth, M. Schwarz, D. Zimmermann, and F. Haarig. “The Psychological Effects of Meditation: A Meta-Analysis.” Psychological Bulletin 138, no. 6 (2012): 1139-71., Tables 3, 4, and 5 and Figure 9.効果量はこの論文では相関係数 r として表現されていたが、この図を作成するためより親しみのある d に変えられた。