明後日の京都市北区での講演会のご連絡です。開催日時が二日後に迫りましたので当サイトお知らせ欄からコピーしてブログに掲載させていただきます。

日時:2020.1.19(日)13:30開場 14:00開始

講師プロフィール:Madhu K Purameswaran インド ケララ州 コッタカルアーユル・ヴェーダ大学 薬物学准教授 アーユル・ヴェーダ医師 幼少よりサンスクリットの勉強を始め、アーユル・ヴェーダの三大医書を当時の文献の内容を復興すべくインド中の原文を集め編纂に取り組んでいる。インド文献学を学ぶべく、京都大学大学院へ留学中

場所:京都視力センタービル6F 京都市北区紫野雲林院町18(北大路大宮通西南角 六合会診療所)https://www.navitime.co.jp/poi?spt=01127.10001024593

参加費:前日までに申し込み1500円 当日2000円

申込方法:メールかお電話でお願いします。info@kyoto-bunkasha.com(京都文化社) 電話075-411-1165

私がインドで8か月にわたり椎間板ヘルニアの治療のため、マハリシ・ナガールに滞在されていただいたのは、1988年から89年にかけてで、昭和から平成に変換した期間でした。

そのころ、インドには西洋医とアーユルヴェーダ(東洋)医が同数の約40万人いらっしゃいました。しかし、当時アーユルヴェーダ医師の地位は西洋医学を行う医師に比べ圧倒的に低くみなされていました。

1980年代の始から始まったアーユルヴェーダを正しく復活する運動により、アーユルヴェーダという言葉は世界中で知られるようになり、副作用のない医療として、おもに欧米で認知されてきたように思いますが、インドでは今なおアーユル・ヴェーダの知識をどのように残せるか真剣に模索していらっしゃる方々がおられます。

ヒマラヤの薬草類も、環境変化に伴いどんどん数を晴らしていると聞きます。南インドのケララ州は西ガーツ山脈というヒマラヤに近い環境が残されておりますが、一年前、訪ねた世界唯一のアーユルヴェーダ博物館でも、絶滅しかけている数千種類の薬用植物を大切に保存しておられました。とても貴重な活動です。

今回の講師は、私はまだ面識がございませんが、京都大学大学院留学中で、アーユルヴェーダの知識を、チャラカ・サンヒター、スシュルタ・サンヒター、バーグヴァタ・サンヒター等、原典からサンスクリット語で研究されている方とお聞きしております。統合医療や安全な医療にご興味のございます方は、万障お繰り合わせの上、ぜひご参加いただければ幸甚でございます。講演は英語でなされますが、司会の方が適宜コメントいただけると思います。

参考動画:ドイツ、バドエムズにあるマハリシ・アーユルヴェーダ・クリニック

心と魂に安らぎをもたらす最高級のアーユルヴェーダ施設ラージ(日本語